tsurfの機械設計研究室

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エアシリンダーの推力やエアチャックのチャック力の調整法(逆流機能付きレギュレーター)

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のtsurfと言います。

 

今回は以下に関する記事です。

特定のエアシリンダの推力/エアチャックのチャック力の
弱め方(逆流機能付きレギュレーター)

 

 

⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

f:id:tsurf:20210605171303p:plain
とある
械設計初心者

いや~ 今回も困ったよ

 

●特定のエアチャックのチャック力を弱めたい

●特定のエアシリンダーの推力を弱めたい

●上記の場合のレギュレーター設置の注意点は?

 

 

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

以下を なるべく
わかりやすく説明します

●特定のエアシリンダの推力や エアチャックのチャック力の変更方法

●その時のエアレギュレーター

 

 

 

①結論

通常 エア駆動機器を使用する際は、以下の図のように 
マニホールド電磁弁から 各エアシリンダー/エアチャックに
エア配管を接続していると思います。

 

f:id:tsurf:20210710065425p:plain

 

 そこで 例えば 以下のような状況が出ると思います

 

エアシリンダーC

ワーク位置決めに使用
ワークに当てるので
ワークを破損させない
ために、推力を弱めたい

f:id:tsurf:20210710104015p:plain
エアチャック

ワークを掴むため
チャック力を弱めたい
f:id:tsurf:20210710104242p:plain

 

その時に 以下のように 途中にレギュレーターを、
途中に設置する方法もあります。

 

このレギュレーターでエア圧を弱めれば
エアシリンダーの推力や エアチャックのチャック力を
弱めることが可能です。

 

f:id:tsurf:20210710105807p:plain

  

このほうが 場合によっては エア配管が簡単に済むのですが
以下2つの注意点があります

(詳細は後述します)

 

  • レギュレーターは 通常のレギュレーターではなく
    逆流機能付きレギュレーターを選定

  • 逆流機能付きレギュレーターの設置は 
    弱めたい推力方向の配管のみに設置

 

 

 

②エアシリンダーの推力を弱めたい場合の具体例

以下の図の動作のように
位置決め駒に ワークを押し込みば ワークの位置を精度よく
決めることができます。

 

しかし
あまりに強い 推力では、ワークを破損させる可能性があるため
『この位置決め用エアシリンダーの押出方向の
推力のみ
を弱めたい』
となります

 

f:id:tsurf:20210710121642p:plain

 

 

③逆流機能付きのレギュレーターとは

通常のレギュレーター

リリーフ機能のあるレギュレーターであれば、
仮に2次側のエア圧が、1次側のエア圧より高くなった場合
圧を逃がし、圧力を1次側と同じにすることができます。

 

しかし 
圧力の復帰は緩やかですので、速やかに排気することは
できません。

 

特にエアシリンダーは、排気があり
速やかは排気でないと、動作速度に影響してきます。

 

 

逆流機能付きのレギュレーター

この1次側の圧より2次側の圧が高くなってしまった時に
速やかに、排気する機能があなります

 

つまり 2次側から1次側に向かって速やかに逆流する
機能を有します。

 

つまり 電磁弁とエアシリンダーの間に
このレギュレーターを設置しても動作に支障がでません。

 

 

④逆流機能付きレギュレーターの役割

押し出し動作時(ワーク位置決め時)

逆流機能付きレギュレーターの設置する理由は
前述のとおり 押し出し推力を弱めることにより
ワークの破損を防ぐことです。

 

ひき込み方向は 
推力 制御する必要がありませんよね。
押し出し側のみの設置で十分です。

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引き込み動作時(ワーク解放時)

ロッドを戻し、押し当てを解除する際に
ロッドを引き込み動作させるわけですが
逆流機能付きレギュレーターは今度は、排気側となります

 

この排気をスムーズにさせる機能が
逆流機能付きレギュレーターに備わっているわけです。

 

逆流機能付きレギュレーターのもう一つの役割は
エアシリンダーの排気を阻害しません。


結果として、
引き込み速度を落とすことなく 動作させることができます。

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⑤まとめ

  • エアシリンダーや エアチャックは使用用途によって
    推力やチャック力を弱めたい場合がある

  • その時に 電磁弁から エアシリンダーやエアチャックを
    つなぐ配管の途中にレギュレーターを設置する方法がある

  • ただし その場合は 逆流機能付きのレギュレーター
    でなくてはならない

 

本記事は以上です

最後までお読み頂きありがとうございます

 

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