tsurfの機械設計研究室

サーボモーターやエアシリンダの選定計算なども扱っている技術ブログです

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失業した際の注意点

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のT.surfと言います。

 

今回は以下に関する記事です。
失業した際の注意点

 

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管理人T.surf

失業手当を貰う際の
概要を解説します。
あくまで概要です。

 

 

①大前提

大前提として、失業手当を貰うことは
当然の権利です。

失業手当を貰うことに卑屈になることはありません。
誰にも迷惑を掛けていません。


そもそもが

ハロワ職員

(失業中の)みなさんに
支払われる失業手当は
現在働いている方
からの雇用保険で
賄っています。

と言っていますが、本来は
国債=通貨発行で全てを賄えばいいだけの話です。

国が困った国民を救うのは当たり前のことです。
そして日本のような

  • 自国通貨建て国債
  • 自国内での供給能力がある。
  • 供給能力によって変動為替相場制を維持可能

上記の国にとって、国債発行は通貨発行です。

 

本来であれば、何も今働いている人の雇用保険から
巻き上げなくても失業者を救うことは
可能なのですが、それをやらないだけです。

 

 

②結論

失業状態における
失業手当を貰う際の注意点としては、以下です。

  • 失業保険を貰うには、認定日までに所定の回数
    ハローワークが認定する就職活動を
    行わなくてはいけない
  • 失業中の労働は、ケースにより
    減額もしくは、労働日数から算出された
    失業手当がその月に支給されず延長
    (特にブログをやっていて収益がある方は注意)

 

しかし、

  • ハローワークが認定する就職活動
  • ブログなどの収入に対する扱い

など、
ハローワークに明確な共通した基準が
ないようです。

認定日に確認を担当した職員によって
認識に違いがあります。

 

なので、もし不安なことがあるのであれば
最初に確認した職員の言質を取って

  • 不安なことの確認の回答
  • 確認した職員の印

上記を雇用保険受給資格者証
に記載してもらう

ということをおススメします。

 

 

③失業の種類

概要

大まかに分類すると、失業には2種類あります。

  • 会社都合による失業
  • 自己都合による失業

会社都合による失業とは
会社による業績不振などによる人員整理する
場合の解雇です。

この場合、
労働者に落ち度はないので会社都合となります。

 

会社都合の失業の場合
自主都合の失業に比べて、

  • 事前準備がない状態での失業
  • 本人に落ち度がない失業

ということで、会社都合の失業の場合
自主都合の失業に比べて優遇措置があります。

 

管理人からすれば、税は財源じゃないんだし
自主都合の失業と、会社都合の失業
差をつけること自体がおかしいと思いますが。

 

 

④会社都合による失業による優遇措置

失業保険給付開始
に関する優遇処置

会社による失業であると、
失業手当の支給時期について
失業手当が翌月からの支給となる


これが
自己都合だと最初の2~3ヶ月は支給されません。

管理人としては、
税は財源じゃないんだし
自己都合による失業の方を差別する必要ある?
と思ってしまいます。

 

国民健康保険減額
に関する優遇措置

国民健康保険に加入になりますが、
国民健康保険が減額されます。

これが、失業の身にとっては
ありがたいのですが、

そもそも、税は財源じゃないんだし

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管理人T.surf

失業者から
取るんじゃなくて
ペナルティなしの
免除にしろよ

と思いますが・・・。

 

失業手当支給条件
に関する優遇措置

失業保険を貰うにも、
自己都合に比べ優遇があります。

失業保険は、4週間に1回支給されますが
その4週間の間に
ハローワークが認定する就職活動所定の回数
行わなくてはいけません。
(詳しくは後述します)

 

その回数が

  • 自己都合による退職だと3回
  • 会社都合による退職だと2回

となります。

その方の置かれた状況にもよりますので
あくまで参考として、ハローワークの指示に
従ってください。

これも、税は財源じゃないんだから
回数なんてどうでもいいような気がします。

 

再就職活動
に関する優遇措置

会社都合による失業の場合、

産業雇用安定センターという
国の機関が
転職をサポートしてくれます。

わかりやすく言うと
公的機関の転職エージェント
といったところです。

公的機関であるためビジネスモデルは転職エージェントとは
大きく異なります。

ただし、サポート期間は半年間らしく
ろくなサポートを受けれないままに終わる場合も
あります。
(管理人実体験を語る)

ただ いずれにしても、税は財源じゃないんだから
自己都合失業の方にもサポートすればいいと思います。

 

 

⑤失業保険はどれくらい貰える?

失業保険の額については、計算式が細かく
本記事では記載しきれないため詳細は省きますが、

退職前6か月間の総支給額から計算をされ
失業保険の日当が算出されます。

4週に1回の支給ですので
日当×28日が失業保険の支給額となります。

 

体感で、月収にして会社勤めしていた月収の2/3ほどです。
当然ボーナスはありません。

 

これでは、家族構成や諸事情によっては
就職活動中には、
以前のような生活水準は維持できません。

当然、質素倹約に
勤めることになります。


では、バイトなどを行えばいいのでは?
と思うかもしれませんが、労働をすると以下の
ような結果となります。

(今回は概要であり、実際は複雑な規定があります)

1日に4時間以内
の労働
日給が規定以上だと
日当から減額される
1日に8時間以内
の労働
日数分の日当は、
その月に支給されず延長される。

 

失業中、『少しでも家族に以前の生活水準を』
と思い就職活動しながら、せめてバイトでも
という思いなのに どうしてこうなんてしょうか?

これも、税は財源じゃないんだから・・・

 

 

⑥失業手当を貰うための条件

まずは認定日に、
ハローワークに行くことが

大前提となります。

 

失業者は4週に1回 ハローワークに赴き以下を確認されます。

  • 失業状態であるかどうか
  • 失業中に労働したかどうか
  • ハローワークが認定する就職活動を
    所定回数行ったか?

これを認定日と言います。

 

そして、
労働があった場合、減額条件に当てはまる場合など
もろもろの計算をして、支給する額を算出されます。

以下の記事を御参照ください。

 

 

⑦まとめ

  • 失業手当を貰うことに卑屈になる必要がない。
  • 失業には会社都合と自己都合のものがある。
  • 会社都合の失業は優遇措置がある。

 

注意点として、

  • 失業中に労働には注意
    減額か、労働日数分先延ばしにされる
  • 失業手当を貰うには、ハローワークの定義する
    就職活動を所定回数行う必要がある。
  • 失業手当を貰うには、認定日に
    ハローワークに行く必要がある。
  • 認定日にハローワークで、就職活動回数や
    労働をどの程度したかを確認します。
  • ハローワークの定義する就職活動の定義が
    職員によってまちまちだったりする。

 

アドバイスとしては、
自身が不安に思うことは、確認した職員の言質
を取って

雇用保険受給資格者証に、
確認内容と職員の印鑑を記載してもらう
ということをおススメします。

 

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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