tsurfの機械設計研究室

サーボモーターやエアシリンダの選定計算なども扱っている技術ブログです

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【機械設計者の人生設計】管理人の失業体験記

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のT.surfと言います。

 

今回は以下に関する記事です。
【機械設計の人生設計】
管理人の失業体験記

 

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管理人T.surf

管理人は
以前の会社から
業績不振による
会社都合の解雇を
受けました。

 
しかし、幸いなことに待遇が大幅UPと言う形で
再就職先が見つかりましたので
失業生活を振り返りたいと思います。

 

 

①結論

概要

管理人は以前勤めていた会社により
会社の業績不振という理由で
会社都合の解雇を受けました。

 

ただありがたいことに
新しい就職先が決まり、以前より

  • 年収がはるかにUP
  • 年間休日が多くなった

となりました。

 

失業期間と
就職活動内容

今回の失業期間と応募企業数は以下です。

  • 失業期間7か月
  • その間受けた企業様3社

そして、
最終的な就職先の決定は、転職サイトによるスカウトです。

厳密に言うと、
大手の転職サイトは、転職エージェントサービスも
展開しています。

転職エージェントに登録すると、
運営元の転職サイトへの登録サイトを勧められますが、
その転職サイトによる企業様からのスカウトです。

 

転職サイトと転職エージェントについては、
以下の記事を御参照ください。

 

 

②会社都合による解雇

具体的日時の公開は避けますが
管理人は、以前勤めていた会社で
会社都合の解雇をされました。

 

理由は、会社の業績不振です。
管理人的には、会社の業績不振はわかっていました。
ボーナスも貰えていませんでしたしね。


以下の複合原因でしょう。

  • 顧客の装置の安い買い叩き(株主資本主義)
  • 政府と財務省の間違った緊縮財政
  • 政府と財務省による間違ったコロナ保証

一番えげつなかったのは、顧客です。
株主資本主義による株主への配当金のためでしょうかね
装置の安い買い叩きがえげつなかったです。

顧客が、外資系ということもあったかもしれません。

 

たしかに私から見れば会社側に
責めようと思えば責めることはあります。

経営者として、なぜその危険性を予測して
他の新規開拓を早めにやらなかったのか?

 

管理人的には、会社は社員を守るべきと考えます。
しかし、今回のケースに関しては、

  • 顧客の装置の安い買い叩き(株主資本主義)
  • 政府と財務省の間違った緊縮財政
  • 政府と財務省による間違ったコロナ保証

上記であることは明々白々で、
つまり、会社の経営責任ばかりは問えません。

政府と財務省の責任が
経営者の責任を大きく上回ります。

 

 

③失業生活 まずは・・・

ハローワークに赴く

管理人は会社都合による解雇でしたので
失業手当は翌月からの支給でした。

とにもかくにも―

会社から退職に関する書類を
受けっとった後は、ハローワークに赴きます。

ハローワークで、一通りの処理を終えた後に
ハローワークが主催する失業手当の給付に関するセミナー
への参加を説明されます。

 

失業手当給付
に関するセミナー

実際に
ハロワ主催の失業手当給付に関するセミナーを受けました。
大まかな話は、以下です。

  • 失業手当が欲しければ認定日にハロワに出頭すること
  • 認定日までにハロワが認定する就職活動を
    所定回数こなすこと
  • 失業期間中の労働は正確に申告すること
  • 失業期間中での労働すると、
    労働時間と労働日数による失業手当の支給額減額
  • 就職が決まったらハロワに報告にくること

 

 

④失業生活 その次にやったこと

まずは・・

とりあえず、管理人は
転職エージェントと転職サイトに登録をしました。

今回、管理人は自分からは積極的に探しませんでした。

転職エージェントからの紹介や企業からのスカウトを
待つという方針を取りました。

理由は以下による先行き不安で
気分が落ち込んでいたのでしょう。
自分から積極的に探す気がしませんでした

  • デフレ時の再就職が可能かどうか
  • 年齢的に再就職が可能かどうか
  • 住んでいる地域にいい職場がない

 

転職サイトや転職エージェントに関して
地方と大手のもの、ぞれぞれを登録しました。

 

地方の転職サイト
転職エージェント

結論的には、地方の転職サイトやエージェントは
軒並み収穫なしです。

やはり、管理人が住んでいる地域が工業都市ではないため
なかなかいいところが見つからず、

転職エージェントに至っては、音信不通になった
エージェントもいました。

 

大手の転職サイト
転職エージェント

転職エージェントから来る求人企業案件は
ほぼほぼ派遣です。

そして、
転職サイトから来るスカウトもまた
ほぼほぼ派遣です。

もしくは、
とんでもない遠隔地の企業様からのスカウトです。

 

近場の求人は、失礼ながら
待遇面、給与面で納得のいくものではありませんでした。

 

管理人の面接履歴

上記の状況の中で、ただただ空しく時間が過ぎ去る
日々が続きました。

そんな中でも、エージェントが持ってきた
求人案件で気になるものがあったので
応募もしてみました。

 

失業期間全6か月のも及びましたが
管理人が受けた企業数は3社くらいでした。

その内の2社は選考で落ちました。

 

 

⑤採用選考に落ちた場合の正しい考え方

実際に選考で落ちた場合、
なかなか落ち着いた考えができないとは思いますが、

結論を言うと
採用担当と価値観が違った

ということです。

例えばですが、面接にて

採用担当

なぜ弊社に
御興味を持って
頂けたのですか?

という問いに対して、

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求職者

御社におかれては、
〇〇というこれから
需要の見込める業界
の装置を製造している
ということで、

そういったことに
チャレンジしていきたい

 

と回答したとすると
この場合、企業側の考えうることとしては
以下の2つのパターンがあると思います。

 

採用担当

この方は、社会的に価値の
あることにチャレンジしたい
ということなんだな

もしくは

採用担当

この方は、わが社が
開拓した社会的意義のある
事業に乗っかることしか
考えていないのか?

自身での開拓心はないのか?

 

このどちらの思考になるのかは
それこそ、最初から予測なんてつかないです。

つまりは賭けです。

採用面接なんて
設計技術的な選考も確かに大ではありますが、
縁によるところも大きいと思います。

1社2社選考に落ちたところで
あなた自身が否定されたわけではありません。

価値観が違ったのです。
そういうところにラッキーで入社しても
いいことはないと思います。

くよくよ考えずに次へと考えを切り替えましょう。

 

 

⑥失業手当を給付してもらうために

実際の失業生活において
就職活動と並行で行わなければいけないことが
あります。

それは、失業手当を貰うための就職活動です。
以下の記事を御参照ください。

 

 

⑦失業生活を振り返って

今回の失業は、
以前勤めていた会社の業績不振による
会社都合の解雇から始まりました。

今回の失業生活の反省点としては、

  • デフレ時の再就職が可能かどうか
  • 年齢的に再就職が可能かどうか
  • 住んでいる地域にいい職場がない

上記の理由からくる無気力と積極性のなさです。

この無気力と積極性のなさにより
失業期間が7か月でありなながら、待ちの姿勢となり
面接を受けた企業が3社ほどしかありませんでした。

 

しかし、幸運なことに
待遇が以前トに比べて、はるかにいい職場
に巡り合えました。

しかし、
あくまで結果論であり、一歩間違えば
泥沼にハマっていた可能性もありました。

 

 

⑧管理人からのメッセージ

私は自分が納得のいく職場に出会えたことに
私一人が幸せになっていいとは思っていません。

まだまだ日本では、
政府と財務省の間違った緊縮財政によって
多くの国民がデフレによる貧困で
苦しんでいます。

 

このデフレでは、需要不足に陥り
次の会社も、いつ業績不振になるのか不安です。
いつまた失職するのかわかりません。

自分が幸せになるためには
みんなが幸せにならないといけない

という当たり前のことを忘れてはいけません。

 

逆に自己責任論を振りかざし

 

ゾンビ企業を淘汰!!
成果主義で差をつけろ!
解雇規制を緩和しろ!
雇用の流動化だ!
高齢者の福祉を削れ!

などと言っている人は、心が貧しい人だと思います。

周りが貧困になれば、デフレが進行し
最終的には自分の所得が減る

という、あたり前のことを理解していないし、
何よりも、こんなことを言っていると

  • 自身が経営する事業がうまくいかなかったり
  • 自身が解雇されたり
  • 会社が経営不振になったり

などして、所得が減り貧困に陥った場合
いったい、どの面下げて助けを求めるのでしょうか?

 

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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