tsurfの機械設計研究室

機械設計未経験もしくは初心者の方に向けたブログです 基礎的な知識やスキルを記事にしていきます  ブログのお問合せフォームからお気軽に連絡ください

スポンサーリンク


MENU

エア機器を使ったエア配管設計

本ブログの御訪問ありがとうございます

機械設計歴20年以上のtsurfと言います

 

今回は以下に関する記事です

エア機器を使ったエア配管設計

 

  

⇩本記事は機械設計初心者の方で以下の方にオススメです⇩

f:id:tsurf:20210605171303p:plain
とある
初心者機械設計者

エア配管を勉強がてら まかされたけど
レギュレーターとかエア機器がわからないよ

 

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

エア配管の一例と
エア機器の概要を
わかりやすく説明します

 

 

 

①結論

f:id:tsurf:20211123203511p:plain

エア配管の例

詳しくは後述しますが

例として 以下のようになります

f:id:tsurf:20200814171114p:plain

エア配管機器の一例

フィルター 御客様から御支給される
工場エアを清浄にします
レギュレーター 工場エアは高圧なのでエア機器が
高圧で破損しないように減圧します
エア流量計 エアブローのラインに設置し
エア供給量を管理します
マニホールド電磁弁 後述しますが
エアシリンダーやエアバルブの制御弁の
集合化して省配線にしたものです

 

 

②エア機器の一例

レギュレーター

エアの圧力を調整するものです

エアシステムを構築する上でほぼ必須のものです

用途は減圧によるエア機器の保護です

 

そもそも 

エアシリンダや電磁弁などは お客様の

工場に圧縮エアのシステムがあることを前提にしています

 

工場によっては高圧な圧縮エアが供給される場合があり

高圧すぎるエアは エア機器の耐圧を超えて破損させてしまいます

ある程度減圧させる用途に用います  

 f:id:tsurf:20200814170554p:plain

図1のように

圧力計とつまみがついていて つまみで圧力を調整して圧力計で確認します

 

すると 

お客様からの工場エアの圧が高くても装置側では減圧されます

 

エアフィルター

お客様から供給されるエアを清浄にするために使用します

御客様からくるエアーの質は 不明です

 

異物などで エア機器内部を傷つけたりしないようにします

 

エア用流量計

エアの流量を確認します

主にエアブローなどで エアを吹く量を数値によって管理したい場合に用います

 

また 

この手の流量計にはエアの流量調整用のつまみがついていることが多く

これ一つで エアの流量管理とエアの流量調整ができます

 

エア用流量計に関しては ⇩以下の記事を御参照ください⇩


 

 

マニホールド電磁弁

マニホールド電磁弁に関しては次章で解説します

 

 

 

③マニホールド電磁弁

概要

エアバルブやエアシリンダを多く使う際の操作電磁弁を

マニホールド形式という形で使用することができる電磁弁が存在します

 

以下 図1として例を挙げます

これはエアバルブとエアシリンダを動かす電磁弁を 同じマニホールドにした場合です

f:id:tsurf:20200814170754p:plain

赤:供給回路

青:排気回路

 

上図の例で言いますと ブロックとして以下があります

ブロック種類ブロック個数ブロック用途

3ポート弁ブロック 3ヶ エアバルブ操作
5ポート弁ブロック 2ヶ エアシリンダー操作
吸排気ブロック 1ヶ 各電磁弁にエアを吸排気

 

このブロック同士を接続すると 内部の吸排気の流路もつながります

これにより 以下の特徴があります

省スペース化 個別の電磁弁同士を
くっつけることができることによるメリット
省配管化 いちいち各電磁弁に吸排気の配管をするのではなく
吸排気ブロックを 1つつけるだけで
全ての電磁弁の吸排気ができることによるメリット

 

 

マニホールド電磁弁の特徴

マニホールド電磁弁は以下の特徴があります

●だいたいどの空圧機器メーカーもラインナップしている

●バルブもブロック化していて使用方法によって様々に組み替え可能

 

特に様々に組み替え可能というのが使い勝手がよく

例として 以下のように

エアバルブ操作エア圧 エアシリンダ駆動圧を分けたい場合を解説します

●耐圧0.3MPaのエアバルブを使用

●エアシリンダーの駆動エア圧は 0.5MPa

 

すると エア配管は以下のようになります

f:id:tsurf:20200814170859p:plain

ここでは 吸排気ブロックを もう一つ付け加えることにより

吸排気ブロックごとで 違うエア圧にすることが可能となります

 

④結論 エア配管の解説

簡単なエア配管系統図の例を記載します

f:id:tsurf:20200814171114p:plain

 

●お客様から工場エアが支給されます

●エアフィルターを通して異物を除去します

●今回は操作耐圧の低いエアバルブを使用するので

 レギュレーターAでは0.3MPaに減圧しました

●レギュレーターAは当然 エアバルブ操作用の電磁弁につながるのですが 

 一方配管を分岐してエアブローの回路につなげることにしました

●理由はエアバルブはエア消費量が少ないからです

 従って エアブローのためだけに

 もう一つレギュレーターを追加するのは 無駄なコスト増と判断しました

●エアブローのラインにお客様からエアをどれだけ

 エアを吹くか数値管理したいとのご要望があり 流量計を設置しました

●レギュレーターBはエアシリンダを動かすので0.5MPaにエア圧を設定しています

 

 

本記事は以上です

最後までお読みいただきありがとうございます

本ブログの文章や画像の無断転用を禁止します