今回は機械設計者である管理人の雑記として
確定拠出年金やNISAに素人が
手を出すべきはないと思った
を話します。
管理人は、以前勤めていた会社の都合上
確定拠出年金に強制的に入らされました。
確定拠出年金もNISAも投資信託です。
投資信託とは個人や企業などからお金を集めて
専門家がその資金を運用して
株や債権の売買などで収益を上げる
というものです。
ここでの注意点は
- 専門家に手数料を払う
- 元本を保証するものではない
ということに留意すべきです。
そして後述しますが、税制優遇があるだけで
投資ですらない
マネーゲームという本質
は変わりありません。
従って
元本割れして大損するリスク
は当然あります。
- マネーゲームの原資が少ない人
- 株式の知識がない人
- 気が小さい人
上記の人はやるべきではないと考えます。
これは株式などの投機の知識がない人を
貶めているのではなく
人には得手不得手があります。
マネーゲームが不得手な特性の人が
無理をしてやるべきものではありません。
安易に
政府が非課税に
してまで推進
しているから
大丈夫
というのが一番危険なのだと思います。
2024年8月 日銀が政策金利を引き上げげました。
- それにより、
円高となり円の価値が高まりました。 - その結果、外国人投資家が為替で儲けるために
日本の株式が大量に売られた結果・・
日本株が大暴落しました。
管理人はもともとマネーゲームに興味がなく
リスクとしか考えていなかったため
強制加入させられた確定拠出年金でも、
比較的リスクの小さい
債権中心の商品を購入していたため
ダメージはありませんでしたが・・・
本来、日銀による政策金利や国債の利上げは
為替誘導のためではありません。
為替の責任は別の省庁の担当となります。
つまり、輸入物価高騰に対する円安対策ではなく
金融引き締めがその本質です。
そのため、市中銀行の金利も引き上げられ
- 中小企業の借り入れに対する利子の負担
- 我々庶民も住宅ローンなどの利子の負担
が増えます。
実質賃金が下落し続けている
この最悪のタイミングで日銀が政策金利を引き上げをして
結果論として株の大暴落
こんなことを誰が予測できたでしょうか?
日銀のまさかの利上げは専門家でも予測できなかった
と思います。
我々のようなサラリーマンは
このような事態に非常に無力なんです。
政府が推進してたって
この様であり、結局は自己責任です。
投資信託だから
長い目で見れば
株価なんて
いずれ上昇する
から大丈夫
バカを言ってはいけません。
それは長期的スパンで見た場合です。
- 5年先でしょうか?
- 10年先でしょうか?
- 20年先でしょうか?
定年に近い年齢で株価の大暴落を受けた場合は
どうすればいいのでしょうか?
- この先 あがるかわからない株価の上昇を
10年、20年 ずっと待つのでしょうか? - それで元本を確保できる保証はあるのでしょうか?
- マネーゲームで長期間負うことになる心理的負担
に見合うキャピタルゲインは得られる
のでしょうか? - 株価が上昇し始めた時にはこの世を去っているかも
しれません。
長期的に見て株価は上昇するから問題ない
というのは、はっきり言って詭弁です。
そもそも確定拠出年金や積み立てNISAは
投資ではありません。
なぜ投資ではないと言い切れるのか?
企業は設備導入や研究開発のためにまとまった資金を
調達するのですが
その際に株式や債権を発行して資金を集めます。
- 株式:オーナー権を売るため企業に返済の義務がない
- 債権:企業による借金のため企業に返済の義務がある
この最初に企業から直接発行された
株式や債権であれば
投資効果があり、
社会的貢献もあるでしょう。
ですが、企業から直接発行された後に
市場で売買される株式や債権に投資効果が
ありません。
これは投機というべきです。
投機である投資信託は
社会貢献的意義すらない
ただのマネーゲームです。