tsurfの機械設計研究室

サーボモーターやエアシリンダの選定計算なども扱っている技術ブログです

スポンサーリンク


MENU

【雑記】製造業にとっての成果主義や工数管理は一体何だったのか?

今回は雑記として
製造業にっての成果主義や工数管理は
一体何だったのか?
を話します。

 

 

日本の製造業で広く導入されることとなった

成果主義

 

工数管理

これらは、
数字による経営の一環と見ることができますね。

ところで、工数管理と成果主義は
日本の製造業に何をもたらしたのでしょうか?

管理人自体は、結果論だけ見ると
製造業を劣化させただけ
と感じます。

 

 

管理人は
これらの外資のコンサルより導入された数値経営は
もっと別の目的で日本に齎されたものだと
考えています。

 

まず、工数管理と成果主義のそれぞれの
役割を見てみましょう。

 

-工数管理の役割は、―

  • 製品単価やサービス単価を大きくし
    企業の利益を拡大することです。

そして経営者を数字にだけ注目させることにより
投資すれば将来性ある部門に対しても
以下の対応をさせます。

  • リスクある投資を避けさせる
  • 無駄な部門を削除しコストカット

 

-成果主義の役割は、-
これは、

  • 人員に対するコストカットの役割を
    果たします。

今現在行われている成果主義はどう見ても
コストカットです。

 

 

今まで見てきた 以下-

  • 粗利益拡大
  • 投資を削除
  • 部門の整理によるコストカット
  • 人員に対するコストカット

つまり、粗利益の拡大とコストカット
これらが有機的に混ざり合うとどうなるのか?

 

最終的に企業の純利益がUPします。
純利益がUPするとどうなるのでしょうか?

答えは株主の配当金がUPします。

 

ただし、これは
外国人株主を抱える大企業
のみの話です。

外国人株主は日本人のことを考えません。
自身の利益UPのみが目的なのです。

 

つまり、
成果主義や工数管理は、
本来は

  • 外国人投資家により
  • 日本の大企業に対して行われた
  • 外国人投資家のための配当金拡大工作

と解釈することはできないでしょうか?

 

 

成果主義や工数管理は
一見すると数字による管理という

斬新的かつ、近代的に見える経営手法によって
多くの経営者が魅了され、結果 騙された
のは容易に想像つきます。

 

ですが、
本来ターゲット外であった中小企業でさえ

安易に導入してしまった結果が

中小企業が凋落して、
失われた30年の1因になった

のではないでしょうか?

 

 

本ブログの文章や画像の無断転用を禁止します