今回は機械設計者である管理人の雑記として
成果主義の目的は社員の
モチベーションを向上させることではない
を話します。
管理人は、日本の経済や産業中核を担う
製造業の中小企業には
単たるコストカットであり、
衰退要因でしかない成果主義
を導入してほしくありません。
ですが、どうしても導入したいというのならば
これだけは言っておきます。
それは、以下の真の導入理由を
正直に社員に話すということが重要です。
- 成果主義そのものが
目的なんだ - コストカットが
目的なんだ - 好き嫌い評価が
したいんだ
決して、
以下のようなウソを言ってはいけません。
社員皆さまの
モチベーション
を向上させたい!
なぜ 上記がウソなのかを話します。
-みんなのモチベーションを上げるというウソー
社員みんなのモチベーションを上げたいのであれば
みんなが納得する評価法でなくてはなりません。
もう一度言います。
みんなが納得できる評価法
でなくてはいけません。
誰一人として評価法に納得していない
人がいてはいけません。
なぜなら、誰もが納得できる評価法だからこそ
評価が落とされても
たしかに
評価が落とされても
仕方ない
次はがんばろう
と、かろうじて
思うことができるかもしれません。
ですが、
もともと納得できない評価法だったら
どう思うのでしょうか? 当然
ふざけやがって
絶対納得いかね―
と思われますよね。
これを本末転倒と言います。
どこにモチベーションが上がる要素が
あるんでしょうか?
もし、
成果主義なんだから
みんなが納得できる
評価法なんてない
と言うのであれば
みんなのモチベーションを上げたい
というのはウソということになります。
この場合の真の理由は何でしょうか?
それはー
- 成果主義そのものが目的である
- コストカットが目的である
- 好き嫌い評価がしたい
という理由になります。
結局 成果主義の導入理由なんて、
どんな理由を言おうとも簡単に論破されてしまう
薄っぺらい評価法にすぎません。
そもそもが数値による経営なんて
数値でしかモノが見えなくなり、
- 社員のスキル
- 社員のモチベーション
- 投資による将来性の可能性
など数値で表せないものは考慮外という
本末転倒な経営法です。
そこへ来て、成果なんて数字で表せません。
管理人は、中小製造業の経営者さんには
是非 成果主義に対して正しい知識を持って
頂き賢明な御判断をお願いしたいです。