本ブログの御訪問ありがとうございます
機械設計歴20年以上のtsurfと言います
今回は以下に関する記事です
機械設計における副業を調査と考察をしてみた
将来的にフリーランスという視野を含めて
副業について調査してみました
その結果を報告したいと思います
- ①本記事のコンセプトと副業の前提
- ②情報集めをしてみた
- ③まずはCADをどうしようか検討した
- ④CAD習得問題
- ⑤FUSION360の簡易解説
- ⑥2DCADの検討
- ⑦3DCADを動かせるパソコンを調査した
- ⑧副業探し方調査
- ⑨まとめ
①本記事のコンセプトと副業の前提
本記事のコンセプト
今回の記事の副業は 副業で機械設計をやることです
副業をやるとした場合
以下の洗い出しをするというのが 本記事のコンセプトです
●副業の探し方の調査
●その他必要となるもの
副業の前提1 副業探しの考え
●最終目的はフリーランスになるためのものであること
●最初はCAD オペレーターから始めたい
●勤務形態は在宅が必須(外で現職の人に会う可能性の回避)
副業の前提2 現職場の副業禁止規定について
あくまで 私の考えは
「そんなこと 知ったことではない」です
中小企業で働いていますが
最近は中小企業の経営者のトレンドなのでしょうか?
変革 変革 変革…
結果 給料は低いのに
(実務で求められることは大企業 中小企業関係ないと思いますが)
実務以外でも求められることは大企業並みとなりつつあります
だいだいが 今の会社が
私の人生を保証してくれるわけでは無さそうです
②情報集めをしてみた
インターネットによる調査
機械設計の副業状況自体をインターネットで調査してみます
検索キーワード ➡ CAD 在宅 副業
結果としては 以下となりました
●在宅CAD業務の状況
働き方改革とリモートワークの推進により増えつつある
現状では CADオペレーターの在宅の求人数自体が少ない
●CADは自分で用意をすることになるらしい
●本業時間内では 作業依頼者との対応ができないのが懸念
●スキルが必要な分野であるので 競合が少ない
●雇用形態は業務委託契約が必須
以下 上記の赤字部分を考察していきます
調査結果考察
●現状では CADオペレーターの在宅業務の求人数自体が少ない
甘くみていたようです
週2でできる程度の案件が たくさん溢れているイメージがありました
●CADは自分で用意をすることになるらしい
これも想定外でした
CADは請負の企業様から一時的に支給されるものとばかり思っていました
●雇用形態は業務委託契約が必須
これは 納品さえすれば 業務時間は問わない業務形態ということらしいです
調査からわかった懸念点
以下 箇条書きでまとめます
●CADオペの副業を探すのが問題で 探すスキルを身に付けなくてはいけない
●CADの購入問題
●CADの習得問題
●3DCADを動かせるパソコンの購入問題
③まずはCADをどうしようか検討した
CADも自分で用意するとなると
その分の費用が回収できるのかな という懸念も浮上しました
フリーのCADならいいのですが
前提として 世の中で一般的に広く使われているCADでなくてはいけません
世の中で使われているCADと言えばオートデスク製のもの
ということで オートデスク製のCADについて調べてみました
以下の調査の値段は2022年1月27日現在です
2次元 | AUTOCAD | ➡ | 8800円 | /1ヶ月 |
3次元 | INVENTOR | ➡ | 46200円 | /1ヶ月 |
3DCADのINVENTORは高いですね
上記は3年間分を契約すると 約6割の値段となるようです
以下 3年分契約した場合の値段です
2次元 | AUTOCAD | ➡ | 5653円 | /1ヶ月 (3年契約) |
3次元 | INVENTOR | ➡ | 29089円 | /1ヶ月 (3年契約) |
それでも INVENTORは高いです
ここで オートデスク製の3次元CADには FUSION360があります
3次元 | FUSION360 | ➡ | 7700円 | /1ヶ月 |
ですが
3年間分を購入すると 1か月あたり約6割である以下となります
3次元 | FUSION360 | ➡ | 4889円 | /1ヶ月 (3年契約) |
方向性は決まりました
在宅副業に使用する3DCADは FUSHION360
きっと 世の中の汎用CADであるオートデスク製のCADで
こんなに安いのであれば 外注発注している業務もきっとFUSION360でしょう
というか そうであることを祈ります
ただし 3DのメインはFUSION360としつつも
2Dメインの企業も多いので
2DCADでの業務も視野に入れなくてはいけないかもしれません
その場合はAUTOCADでしょう
FUSION360 と AUTOCADを揃えたとしても
3年間契約をすれば 1か月あたり 10542円です
④CAD習得問題
私自身は 現在では 普通にFUSION360を使用しています
いずれ ブログで操作を共有したいと思います
会社で FUSION360を使用していいない方の場合ですが
非商用であれば1年間無料とのことです
1年間あれば なんとか習得は可能だと思います
⑤FUSION360の簡易解説
概要
結論としてINVENTORと比較して
FUSION360は トップダウン設計に特化していて とても使いやすいです
INVENTORは ボトムアップ設計に特化してます
<参考 用語解説>
●ボトムアップ設計
部品を設計してから アッセンブリをします
●トップダウン設計
いわゆる3Dでの全体検討のことです
3Dで アッセンブリ検討しつつ 部品の3Dを作成します
トップダウン設計とは
設計者としては 部品を設計するのが主ではありません
部品は構成しているものにすぎません
部品が大事なのではなく 全体が機能構造として成り立つことが大切です
逆に全体が成り立つように部品を設計します
従って トップダウン設計のほうが重要でやりやすく
こちらができるCADを強く推奨します
FUSIONの特徴
とにかく トップダウン設計がやりやすく作業も早いです
この理由は 主に以下によります
●スケッチが アセンブリでも持つことができる
このことにより ソリッドを作成するための2Dではなくなり
2Dによる検討ができる環境となりました
●部品ファイルを作成しなくてもアッセンブリができる
部品ファイルを作成しなくてもよく 部品配置の際原点設定も必要がありません
3D空間上に浮かぶソリッドとして編集や作成が自由にできます
以下がFUSION360です
上述の通り 非商用であれば 1年間無償で使えます
⇩fusion360⇩
⑥2DCADの検討
最近では3Dが主流になりつつも 2D CADを使用している企業も多く
そういった 企業では AUTOCADを使用しています
2Dの仕事も請けることを考えて AUTOCADの導入も
ある程度検討しておかなくてはいけないと思います
当然AUTOCADですね
現在 使っていますので AUTOCADに関しては問題ありません
使いやすい2DCADです
⇩AUTOCAD LT⇩
⑦3DCADを動かせるパソコンを調査した
私は (恥ずかしながら)パソコンに疎いので
近所の家電量販店に行き 店員さんにスマホでFUSION360の動作環境を
見てもらい パソコンの説明をしてもらいました
結論を言うと(あまり理解はしていないのですが)
FUSION360を動作させる条件としては
CPU i7以上 メモリは8G以上のもので十分とのことでした
紹介されたパソコンは CPU i7 メモリ16G
グラフィックボード付き(?)で 12万で 販売されていました
また ハイスペックなグラフィックボードというものがあると
3Dが滑らかに 動くとのことでした
また 紹介してもらったパソコンには
マイクロソフトオフィスが入っていないとのことでしたが
現在では 互換ソフトがあるので 問題ないと判断しています
⑧副業探し方調査
今回のメインである 探し方の調査です
インターネットで調べました
すると あるサイトの情報によると以下があることが わかりました
クラウドソーシング で探す方法 |
●ランサーズ |
---|---|
●クラウドワークス | |
●BIZEEK | |
●サグーワークス | |
求人サイト で探す方法 |
未調査 |
クラウドソーシングというのは
企業が不特定多数の人に業務を委託する 雇用形態だそうです
在宅ワークがメインのようです
しかし こんなにもサイトがたくさんあるとは知りませんでした
また 求人サイト自体は転職で使ってはいましたが
まさか副業なども扱っているとは知りませんでした
ただし だいたい登録すると思いますが実名登録は避けたいところです
どういった形で 現職に ばれるかわからないからです
⑨まとめ
●副業をはじめる場合 何をやるかよりも どうやって探すかが大事
●CADは3Dであれば FUSION360がオススメ
●CADは2Dであれば AUTOCADがオススメ
●パソコンのスペックは CPU i7以上 メモリ 7G以上
●副業自体はクラウドソーシングや求人サイトでも探せる
本記事は以上です
最後までお読みいただきありがとうございます