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機械設計歴20年以上のtsurfと言います
今回は以下に関する記事です
現会社への不満による転職の際の就職活動アドバイス
⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

この会社は合わない
こうなったら転職だ
⇩本記事を読むと以下が わかります⇩
会社への不満で転職する方で
転職活動が始めてだ という方に
注意点です
以下について詳細を解説します
●現会社を 辞めるタイミング
●次の会社に対しての志望動機
●現会社を 辞める時の注意
結論
現会社への不満から 転職を検討する方は 少なくないと思います
- 会社の考え方が おかしいと感じる
- 癖のある人が多く人間関係が辛い
- 上司が好き嫌いで課を運営している
- 上司の好き嫌い評価で 自分は評価されない等々
それ自体は 悪いことではありません
あなたしか わからない不安や苦しみがあります
しかし 会社への不満で 転職する場合
特に転職初心者の方は 以下に留意してください
現会社を 辞めるタイミング |
➡ | 極力 次の職場が決定してから |
次の会社への面接 | ➡ | 現会社の不満の話をしない 現会社の退職理由は うそでも前向きな理由 |
現会社を 辞める時の注意 |
➡ | 辞める理由は言わない 一身上の都合とだけいいましょう |
①会社を辞めるタイミング
次の就職先が決まってから 現会社を辞めることを強く推奨
これは転職に際する 鉄板ですが
出来れば 次の就職先が決まってから 現会社をやめましょう
当たり前ですが
辞めてから 転職活動が長期化した場合のリスクが大きすぎます
そのリスクを 以下で解説します
現会社を退職してから 就職活動をするリスク
解雇や倒産など会社都合での退職は すぐに失業保険の受給が開始されます
しかし 会社への不満での退職は自己都合となります
自己都合となると 失業保険は3ヶ月間は受給されません
その3か月間 無給どころか
国民健康保険や年金 税金を払わなくてはいけないので
現在の貯金を切り崩しながらの生活となります
それでも すぐに 次の就職先が決まれば いいのですが
なかなか決まらないと あっという間に 貯金も底をついてしまいます
現会社に就業しながらの就職活動の例
●転職サイトを使う
これならば 会社から帰宅後 家で 転職活動が可能で
転職活動の幅が広がります
転職サイトに登録しておけば 企業からスカウトが来るかもしれません
⇩転職サイトの詳細は 以下の記事を御参照ください⇩
●転職エージェントを活用する
転職サイトでも たしかに転職活動の幅が広がりますが
転職サイトでは あくまで一人での転職活動です
しかし 転職エージェントは 無料で転職活動をサポートしてくれます
つまり あなたが就業中も 動けることは極力動いてくれます
従って 転職サイトよりも さらに転職活動の幅が広がります
しかし 注意が必要です
⇩転職エージェントの注意点は以下の記事を御参照ください⇩
(転職エージェントの利用を検討の際は まず最初にお読みいただくことを強く推奨します)
⇩転職エージェントのメリットや利用の仕方は以下の記事を御参照ください⇩
②次の会社の面接時 志望動機や現会社を辞める理由
面接官に本当の理由(不満)は決して言わない
在職中に 次の就職先を探す中で当然 面接をするでしょう
その時に 面接官から ほぼ確実に以下の質問が来ます
この時 前会社での不満を言ってはいけません
どの職場でも 何かしらの不満点はあります
会社としては あなた一人のために100点の環境を用意できません
社会人としての考えは 以下です
不満は 自分から積極的に上司や同僚に相談して 解決をしていく
あなたの努力不足を責めているのではありませんが
もし あなたが現会社の不満を辞める理由として話した場合
上記の考えが根本にある以上
面接官は 以下のように思うかもしれない ということです
面接官B
『この人は うちに来ても 不満の解決はせず すぐやめるかも』
『不満からの逃げで うちに来られてもなぁ』
ここは 嘘も方便です
今の業務が自分が目指したい方向ではなくなりました
御社では こういったことをやっていきたい
など 前向きな姿勢をアピールしましょう
転職は 以前どうだったかではなく これからどうしたいのかです
しかし 注意が必要で 嘘を織り交ぜている以上
話に矛盾があった場合 面接官につっこまれる可能性があります
話に矛盾のないようにしましょう
面接官に本当の理由(不満)を言ってもいい事例
面接時に 前会社の不満を言っていい事例があります
正直 こちらのほうが うそが無いので話に矛盾がなくスムーズです
ただし 条件があり
不満の内容が誰が聞いても 納得の理由で
不満を言うことで 逆に前向きな姿勢が感じられる場合です
以下 私の事例を紹介します
面接官の質問
『なぜ 現在の会社をお辞めになるのですか?』
面接官の質問に対して 以下のように
回答しました
私は 開発部にいて 自分で 駆動系や構造の設計を行っていました
しかし 会社の組織変更が抜本的に変更され 開発部がなくなり
受注装置の設計部隊に配属されました
それ自体は 問題ではありません
しかし問題なのは 受注装置の設計部隊は
外注さんがメインの設計で 社員はバラシという 有様でした
環境改善の努力をしましたが 環境は改善されないので転職を決意しました
上記の例では面接官も納得します
前向きな姿勢があるがゆえに 現状の環境に不満があるからです
③現会社を辞める時の注意点 前説
前置き
現会社を辞める時は 以下の点に注意が必要です
ここを 謝ると 転職に失敗してしまいます
●会社に辞めると宣言したなら その意思を死守する
●現会社を辞める理由を言わない
●次の就職先が決まっていることは死んでも言わない
なぜ 上記が特に注意が必要なのか? を説明する前に
まず あなたが辞める場合の 会社への影響を 補足として解説します
あなたが現会社を辞めると宣言した場合の 会社への影響
●実務作業者が減る
これは当然ですね
特に忙しい職場である場合 実務作業者が減ることは
当然会社へのダメージです
●会社が行ってきた教育投資が無駄になる
例えば 新入社員一人が ある程度仕事をこなせるようになるには
最低 約1500万程度掛かるらしいです
採用コストや
戦力にならない入社2~3年間程度の教育期間の間の給与などだけで
最低 約1500万程度掛かるとのことです
また 目に見える費用だけでなく
回りの先輩のサポート 教育などの工数を加えれば
あなたを一人前にするために どの程度の投資を行っているか
想像に難くないと思います
あなたが辞めるということは その最低実費約1500万以上が
無駄になるということです
会社の引き留め工作と その事例
あなたが 現会社に対して 辞めると言った場合
会社の損失が大きい以上
現会社による 引き留め工作が 行われる可能性が大きいということです
以下 引き留め工作の例を挙げますが
この手の 引き留め工作に 引っかかってはいけません
これらは 罠の可能性が大きく 会社に辞めると宣言しておきながら
引き留め工作に引っ掛かり 会社に在籍してしまった場合
辞めると宣言した あなたは 会社側から信用されません
というか 文句言わず ひたすら頑張っている同僚の方を評価するでしょう
引き留め工作の例1
評価されないので会社を辞めます
実は昇進(昇給)の話があるんだ
まず 後から 「実は○○だった」 は無効です
ウソをつくなりして いくらでも話を盛ることができます
本当である確証がありません
説得工作に折れて 在籍してしまった場合
確かに昇給するかもしれませんが一時的な可能性が高く
その給料が永続する保証がありません
引き留め工作の例
会社の○○であることや○○であることが
気に入りません 辞めます
それは ~のように考えたらどうかな?
話のポイントを ばれないように ずらしつつ
あなたを論破 説得しようする狙いです
相手のペースに巻き込まれてはいけません
④現会社を辞める時の注意点 本題
会社に辞めると宣言したなら その意思を死守する
③の会社の引き留め工作と その事例で解説しましたが
一度でも 会社に辞めると宣言してしまった以上 必ず辞めましょう
なぜならば もし 会社の引き留め工作に折れて 在籍してしまった場合
会社を辞めると言ったことがない他の同僚よりも 評価は低くなります
以上より 辞める時に大事なのは
そもそも 上司や会社に引き留め工作をさせない ということが大事です
では 引き留め工作をさせない知恵を解説します
辞める本当の理由を言わない
あなたが上司に現会社を辞めることを宣言した場合
当然 辞める理由を聞かれることとなります
しかし 本当の理由(不満)など言う必要はありません
理由(不満)を言うから 引き留め工作をされるのです
基本的には以下で十分です
『一身上の都合です』
今から 辞める会社なのですから 会社が納得なんて しなくてもいいのです
もし 退職交渉がこじれたら
一人で対処しようとせず 最寄りの労働基準局に相談しましょう
次の就職先が決まっていることは死んでも言わない
あなたに以下の質問をしてくる可能性があります
次の就職先は決まっているのか?
この場合 死んでも『決まっています』と言ってはいけません
相手を怒らせる場合があり 話がこじれる可能性があります
実話ですが
以前勤めたことがある とある会社での出来事です
若い設計者が退社する際
うっかり 次の就職先が決まっていることを話してしまい
経営者が激怒し やれ 解雇だ 退職金を支給しない など大騒ぎになりました
(実際 解雇や退職金を支給しないなど ありえないので実現しませんが)
まとめ
●不満で現会社を退職する場合の注意
●会社を辞めるタイミングは なるべく次の就職先を決めてからを強く推奨
●次の会社への面接では 辞める理由として現会社の不満を言わない
嘘でもいいから 前向きな理由を
●現会社への退職の際 退職理由は言わない『一身上の都合』のみでOK
会社側の引き留め工作の余地を作らない
本記事は以上です
最後までお読み頂きありがとうございます