tsurfの機械設計研究室

サーボモーターやエアシリンダの選定計算なども扱っている技術ブログです

スポンサーリンク


MENU

【機械設計者の人生設計】転職エージェントの入社説得工作への対処とその実例

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のtsurfと言います。

 

今回は以下に関する記事です

【機械設計者の人生設計】
転職エージェントの入社説得工作

 

⇩本記事は機械設計者で転職初心者の方にオススメです⇩

f:id:tsurf:20210605171303p:plain
とある
機械設計者

転職エージェントが紹介した求人案件で、
企業から内定をもらったけど
納得ができない部分があり、辞退したい。

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

転職エージェントから紹介され、
内定をもらった企業を断る場合

転職エージェントによっては
入社をさせるように説得をするエージェントもいます。
本記事では、その実例と対処法を解説します。

結論から言えば、
その企業が嫌なら 転職エージェントに
何を言われようと断るべきです。

 

 

①結論

転職エージェントを活用した場合

転職エージェントから紹介された企業から
内定をもらうとします。

しかし、面接などの過程において

『今まで、求人票や転職エージェントの説明では
見えなかった
相手企業の実情』

も 、よく見えてくると思います。

 

その結果、内定を貰っても断る場合もあるでしょう。

結論としては、
断る時は断固断りましょう。

 

なお、転職エージェントが紹介した企業の内定を
断ると、
『なぜ入社をするように説得される場合があるのか?』
については、
以下の転職エージェントの基礎を参照してください。

 

 

②転職エージェントの説得工作エピソード

前置き

本章では 『内定をもらった企業を断る』際に
転職エージェントから 
説得を受けた実体験を簡単に解説します。

 

私が内定を断った企業を企業iとします。
この時の転職エージェントをエージェントRとします。

 

この転職エージェントRとは転職サイトで出会いました。
エージェントRは、転職サイトのスカウト機能を使い
企業iを紹介してきました。

 

企業iの概要

その企業iは、中小企業なのですが、
会長が高齢で
『次の社長候補を欲しい』
ということで
幹部候補として機械設計者を募集していました。

 

結論から言うと

  • 選考スケジュールや期間を、コロコロ変える
  • 変更した旨を転職エージェントを通じ、私にも連絡しない 

上記のような不誠実な対応がありましたので、
最終的には断りました。

この時に転職エージェントRから説得工作を受けました。

 

企業iの不誠実な面接1回目と2回目

具体的には
1回目の面接が終わった後 
転職エージェントRからの連絡は以下でした。

f:id:tsurf:20210808081418p:plain

エージェントR

内定はほぼ決定して
次は面談で給与条件、他が説明される

 

しかし実際は
2回目の面談は、給与条件などの説明ではなく、
2次面接でした。

 

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

話が違う
なぜそういう変更があるなら
こちらに連絡をしないんだ

と強く不信感を持ちました。

 

そして、
その2度目の面接が終わった後 
面接希望者は、私しかいない状況で
会長から以下のように言われました。

f:id:tsurf:20210617092119p:plain

企業iの会長

「最終結論は3週間後に出すよ」

「その間 この会社に
見学に来るといい」

 

私の対応

この時点で 結果連絡という約束を反故にされ
さらに、最終判断がわかるまで、3週間という状態で 
『他の企業も検討せざるをえない』
と判断しました。

 

他の転職エージェントを活用する前提で
転職活動を進めていく中で
この企業iばかりに、時間を割くわけにもいきません。

 

ですので、
転職エージェントRに以下の内容を伝えました

  • 見学は行かない
  • 企業iの不誠実な対応に対する苦情

 

しかし、転職エージェントRからの返事は 
苦情には触れず 以下のようなものでした。

f:id:tsurf:20210808081418p:plain

エージェントR

内定まで 時間がありすぎるから
印象を残すように
見学にいったほうがいい

仕方なく見学に行ったのですが、
その時に またもや以下のことを言われました。

f:id:tsurf:20210617092119p:plain

企業iの会長

また いつでも見学に来なさい

 

 

ここいたり 
私はこの会社に対し、以下のように判断しました

この会社が不誠実だと感じる点は、以下の3つ

  • 選考スケジュールを、事前通達もなく変更。
  • 選考通知時期を予定より大幅に引き延ばす。
  • さらに何度も「見学に来なさい」。

 

この会長には 悪気がないのはわかる
2度目の予告なし面接も、きっと思い付きなのだろう。

 

しかし、転職活動をする人に対して、
『あまりにも配慮がなく無神経』であり、
結果として不誠実に見える

 

この会長は、
周囲の人間と確認をしながら物事を進めるタイプ
ではなく、
思いつきで進めるタイプ
かもしれない。

つまり、この会社には 私は合わない。

 

転職エージェントRへの報告

見学内容を 転職エージェントRに対し以下
報告と連絡をしました。 

  • 企業iから
    「また いつでも見学に来ていいから」

    と言われたこと。
  • 他の転職活動に支障をきたすので
    もう見学には行けない。

この時点で 転職エージェントRは
私が他の転職エージェントを利用し、他にも企業も
検討していることに、驚いたようでした。

 

転職エージェントRの説得

それから、
3週間とも待たずに転職エージェントRから
『企業iから内定がでた』と連絡がありました。

 

当然 断りました。

理由は、以下の2点です。

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

「採用対応に不誠実な点があった」

「内定結果の日時を 引き延ばされた挙句
何度も見学に来いとは 転職活動者に無神経」

 

ここで、転職エージェンRトの説得は以下です。

f:id:tsurf:20210808081418p:plain

エージェントR

企業i側も 採用ということで
相手を見るということに
慎重になっているんです
そこを御理解ください

 

私の反論

f:id:tsurf:20210611183707p:plain

管理人TSURF

あのね Rさん

 

相手を見るということに関しては、こちらも同じなんですよ。

  • 企業の対応が不誠実ではないか? 
  • おかしなことはないか?

一生勤める会社なのかもしれないんですよ。」

 

「他の企業は 選考内容とスケジュールを変更することなく、
面接1回で採用の決定をしている。

しかし、企業iは、私一人しか面接にいないのに

  • 選考内容を、こちらに通達せず2転3転し、
  • 採用スケジュールも、こちらに通達もせつ大幅延長する

という判断をしました。」

 

この転職エージェントは、
経験も浅く、説得スキルもないのでしょうか?

簡単に論破されるような 
説得をしてきたせいか 黙ってしまいました。
(そもそも説得工作する時点でNG)

 

しかし、相手の意見に飲まれてしまう方なら
こんな浅はかな説得工作にも、
納得してしまう可能性があるので注意してください。

 

 

③転職エージェントの入社説得を断る方法

はっきり言って、
一度入社を断る理由を言っているにも関わらず
説得工作をしてくる転職エージェントに対して、
意識することは以下に尽きます。

『相手に納得してもらう必要はない』

 

例えば、以下のように理由を言って断るとします。

f:id:tsurf:20210605171303p:plain
あなた

業務内容が、
聞いていたのと違うので

転職エージェントが以下のように言ってきた場合

f:id:tsurf:20210808081418p:plain

エージェントR

最初だけだと思いますよ。
少し長い目で・・・

と言ってきとしたら、
以下のように言えばいいと思います。

f:id:tsurf:20210605171303p:plain
あなた

とにかく入社しません。
私が決定したことです。

 

相手は理屈で説得しようとしますので
理屈で対応しないことです。

 

そもそも、説得工作をしてくる時点でNGなので
相手が納得せず
気まずくなったとしても問題ありません。

違う転職エージェントを探しましょう。

 

 

④まとめ

  • 転職エージェントが紹介した企業の内定を断ると
    転職エージェントが入社するように説得する場合があります。
  • 彼らのビジネスモデル的に、わからなくもないです。
  • しかし、このような転職エージェントはNGです。
  • 転職エージェントの都合ではなく、
    こちらの都合を第一としましょう。
  • 相手の説得工作に理屈でわかってもらおうとしては
    いけません。
  • なぜなら、あなた と転職エージェントの利害が
    一致するわけないので、相手が理解することはありません。
  • 『とにかく入社はしない』旨を伝えましょう。

 

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

本ブログの文章や画像の無断転用を禁止します