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【中小企業製造業の経営者への提言】実力主義の弊害2 実力さえあれば、若い人でも管理職という欺瞞

本ブログの御訪問ありがとうございます
機械設計歴20年以上のtsurfと言います

 

今回は以下に関する記事です

【中小製造業の経営者への提言】
実力主義の弊害2 
実力さえあれば、若い人でも管理職という欺瞞

  

⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

f:id:tsurf:20210630092915p:plain

とある
中小製造経営者

これからは実力主義だ
若いやつでも
能力があれば
管理職に登用だ!!

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

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管理人TSURF

実力主義による若い人の管理職登用は、
受け取る人にとって
周りに『中堅を育てていないぞ』という
アピールとなります。

 

 

①結論

『実力次第で若い人でも管理職に登用』ですか・・・。

あなた自身が、『若い人にも積極的にチャンスを与える経営者』
と思っているかもしれませんが、
周囲(特にしっかりとした顧客)は違う目で見るかもしれません。

しっかりした顧客

  • 中堅が辞めてってるのかな?

  • 中堅をちゃんと
    育成できていないのかな?

  • 自分の言いなりにするために
    若い人を無理やり役職付け
    してるんじゃないか?

要は
『大丈夫か? この会社』
と思われかねません。

 

 

②管理職とは

多くの経営者が勘違いしていることですが、
管理職は、『経営者の意図を実現するもの』ではありません。

 

それを言い出したら、どんな不可能でも可能になってしまいます。

例えば、あなたが

f:id:tsurf:20210630092915p:plain

とある
中小製造経営者

来期は売上10倍が目標だ!!

 

と思いつきで言ったとしたら、
そんな非現実的な思い付きを、実現するのが管理職ではありません。

それをやったら、部下が潰れるか、辞めていきます。

 

管理職の役目の一つは以下となります。

あなたの発した意図に関して、現状の人員や設備環境で、
それが可能かどうかを判断
⇩    ⇩
できなければ あなたに、
できるための人員や設備環境を要求 もしくは、別の提案

 

そういった意味で管理職に必要な能力の一つとは、以下です。

  • 自身の職場環境を熟知していること
  • 自分の部下の能力を、把握できること
  • 上記の上で、自分の部下が潰れない配慮、そのための
    提案ができること

 

これはつまり、

管理職としての能力とは、単に実務能力での評価のみでは語りきれない
適性人柄経験により熟練された精神性など、
管理職専用の能力が必要ということです。

 

 

③あなたの知らない管理職の努力

あなたは、おそらくこう思っているのでしょう。

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とある
中小製造経営者

今の管理職は甘ったれている!
すぐに『できない』と言う。
だから、年齢に関わらず、
なんでもチャレンジできる
管理職が必要だ!

 

確かに、若い管理職の方であれば、言うことを聞くでしょう。
しかし、それは以下ができていないためなのです。

  • 自身の職場環境を熟知していること
  • 自分の部下の能力を、把握できること
  • 上記の上で、自分の部下が潰れない配慮、そのための
    提案ができること

単に あなたの言うことを、部下にオウム返しで言っているだけであり、
実際に、以前勤めたことのある会社がそうでした。


そういった意味で、私は中小企業の管理職に必要な能力として
以下の記事を書きました。

はっきり言いますが、
社員が辞めず、あなたの会社に在籍してくれているのは、
中間管理職が、あなた から社員を守ってくれているからなのです。

 

 

④中堅が管理職でないということ

先述のとおり、中堅が管理職ではないということは、
結果論として、
『ろくな社員育成ができていない』

もしくは、
『これから会社を支える中堅が、どんどん辞めていっている状況』
なのか

 

 

何かしら問題があるんじゃね?

ということです。

 

まともな社員教育と、運営をしていれば
年功序列と罵られようが、
ちょうど中堅の方が、以下を身に付ける頃であり

  • 実務経験はもちろん 
  • 部下を守り、部を運営する思考

それなりの年齢の方が管理職に就くはずです

 

 

⑤管理職が『できる』という環境を整えよ

今の管理職が あなたの言うことを『できない』から
若い人を登用するのではなく、
今の管理職が あなたの言うことを『できる』という
あなた自身の経営者としてのスキルや、社内環境を整えるのが先です。

 

⇩以下の記事をご参照ください⇩

 

 

⑥成果主義 実力主義の根本的な問題点

そもそも 成果主義 実力主義には、
根本的な矛盾点や、首をかしげざるをえない問題点を
抱えています。


⇩以下の記事を、ご参照ください⇩

 

 

⑦まとめ

  • 『若い人でも実力があれば管理職に』というのは欺瞞です。
  • なぜなら中堅を育成できていないということだからです。
  • 管理職というのは、実務能力云々というより
    部下の教育と部下を守れる能力
    つまり部を運営できる能力が必要です。
  • はたして若い管理職に、そんな能力があるのでしょうか。
  • まともな社員育成と運営をしていれば、中堅の方が
    実務経験の能力と部下を守れる能力が身についているはずです。
  • 周囲は、『まともな社員教育ができていない会社』
    と見るかもしれません。

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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