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機械設計歴20年以上のT.surfと言います。
今回は以下に関する記事です。
【ソリッドワークス】
サブアセンブリだけ
仮想化する方法
管理人的にはヒストリーCAD全般をおススメしません。
管理人おススメの3DCADはノンヒストリーCADである
富士通I-CADです。
本記事は、ｿﾘｯﾄﾞﾜｰｸｽを使わざるを得ない機械設計者
に向けて以下を発信します。
サブアセンブリ
だけ仮想構成部品
にして下位の構成部品
は外部参照のままにする
方法を解説します。
①結論
リンク地獄 拘束地獄の
ソリッドワークスにおいて
仮想構成部品を使いこなせると、非常に便利で
時短ができます。
仮想構成部品については以下の記事を
御参照願います。
ソリッドワークスでは
既存のアセンブリに対して
- 改造であったり
- 流用設計であったり
する際の構成部品の仮想化において
サブアセンブリだけ仮想構成部品にして
サブアセンブリ内の下位の構成部品は
外部ファイル参照のままにできます。
ですが、この操作は通常は
次項で解説するダイアログが出てきて
選択が可能なのですが、
とある操作をしてしまうと
できなくなってしまいます。
- この本来してはいけない地雷操作
- 地雷操作をしてしまった際の対策
を解説します。
②通常の場合表示されるダイアログ
通常何も設定していない場合
サブアセンブリを仮想構成部品にしようとすると
以下のようなダイアログが開きます。
構成部品を仮想化すると
外部ファイルのリンクが解除されます。
続行しますか？
➡サブアセンブリのみ仮想化
➡サブアセンブリと全ての構成部品の仮想化
☐以後このメッセージを表示しない
この時に
➡サブアセンブリのみ仮想化
をクリックすると
サブアセンブリのみ仮想化され
サブアセンブリ内の構成部品は外部リンク
したままの状態となります。
なお、以下をクリックすると
➡サブアセンブリと全ての構成部品の仮想化
サブアセンブリを含む
サブアセンブリ内の構成部品も
仮想化されます。
③ダイアログが出ない原因と対策
ダイアログが
出ない原因
ｿﾘｯﾄﾞﾜｰｸｽを使用している方の中には先述したダイアログが
表示されずに
サブアセンブリのみ仮想化したい場合でも
選択できずに強制的に
下位の構成部品も全て仮想化されてしまう
場合があります。
－原因はー
先述したダイアログが出た場合
☐以後このメッセージを表示しない
にチェックをして選択完了したために
このダイアログが表示されないのです。
再びダイアログを
出るようにするには？
そこで、
ダイアログを再表示する設定をしましょう。
歯車マークの設定から設定に入ります。
システムオプションタブ内の
エラー/メッセージ/警告
↳閉じられたメッセージ
をクリックします。
すると、いままで非表示に設定した
ダイアログメッセ―ジの一覧が出ますので
構成部品を仮想化すると
外部ファイルのリンクが解除されます。
続行しますか？
のメッセージが見つかると思いますので
チェックボックスにレ点を入れてOKを
クリックしましょう。
④本来であれば・・・
おそらく保存時に
🔲以後、このメッセージを表示させない
にレ点をいれたユーザーは、
間違ってレ点を入れてしまった
程度のことだと思います。
こんな大事な機能を
できなくしてしまうような選択肢が
あってはいけないでしょう。
通常はダイアログではなく
コマンドの中の通常の選択オプションで
あるべきではないでしょうか？
おそらくソリッドワークスのメーカーは
ユーザーと感覚が違うのでしょうね。
ご賢察のとおり
管理人はこれにはまりました。
本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
