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【中小製造業を守りたい】資本主義の大前提は弱者保護であり、弱者保護は社会主義ではない

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のT.surfと言います。

 

今回は以下に関する記事です。

【中小製造業を守りたい】
資本主義の大前提は弱者保護であり、
弱者保護は社会主義ではない

 

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管理人T.surf

中小企業や雇用を守るなどの弱者保護は、
社会主義なのでしょうか?
逆に、資本主義は弱肉強食なのでしょうか?
いいえ、資本主義の発展のために
弱者保護は必要なのです。

 

 

①結論

中小企業を守ることは、
経済発展を支えることを意味します。

なぜなら
資本主義による経済発展は
弱者保護とセットでないと破綻しまうからです。

 

中小のような弱者を見捨てる=貧富の差の拡大です。
拡大された貧富の差は、国民の購買力を下げ、
そのうち勝ち組だった企業の利益にもダメージを与えるからです。

 

私が上記のような弱者保護的なことを言うと
『社会主義か?』という批判が来ます。

 

弱者保護は社会主義なのでしょうか?
だとすると、
資本主義とは弱肉強食を定義としているのでしょうか?

 

本記事では、
まず資本主義とは何か?を見ていきましょう。

次に資本主義のデメリットについて解説します。
そこで弱者を保護しなくてはいけない理由
考えましょう。

次に、現在多くの国で採用されている
修正資本主義について解説します。
修正資本主義は資本主義によるデメリットを
ある程度補うものです。

 

最後に結論として
弱者保護は、経済成長のためであり
決して社会主義ではない

と断言します。

 

 

②資本主義とは

資本主義を調べてみた

資本主義を調べてみました
ソースによって解釈が様々なのですが(以外にも)
概ね以下のようです。

  • 生産を主導するのは、国家ではない
  • 個人が資本を持つことができる(=資本家)
  • 資本家は労働者を雇い、生産をする
  • 資本家は借金をして投資を行い、生産性を上げる

ここでのポイントは、最後の投資による生産性向上です。

このプロセスを資本家が行うことにより
借金による投資⇒ 供給能力の向上
経済成長

となります。


そして、以下の要件により格差が生じます。

  • 投資による生産性向上をしたかどうか
  • 投資による生産性向上の成功/失敗

従って、必然的に自由競争という形となりますが、
それは あくまで結果論であり、自由競争こそが
資本主義というわけではありません。

 

あくまで、資本主義の本質は以下です。

個人投資家による
自由な『借金による投資』
とそれによる『生産性向上』
結果としての経済成長

 

資本主義のメリット/デメリット

社会主義と比較したメリット/デメリットを調べました。

資本主義の
メリット
: 自由競争により、経済が発展
資本主義の
デメリット
: 貧富の差が拡大する

 

つまりは・・・

つまり 
資本主義は経済の発展で社会全体が豊になる反面
貧富の差が拡大するということです。

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貧富の差?
そんなの当たり前だ
競争社会なんだから
あって当然だろ

本当にそうでしょうか?
貧富の差は何をもたらすでしょうか?

貧富の差について考えてみましょう。

 

 

③資本主義がもたらす貧富の差

資本主義による貧富の差によって何が
考えられるでしょうか?

主に以下が考えられます。

  • 経済の悪化(デフレ)
  • 勝ち組であるポジションの不安定さ
  • 助け合いという共同体の破壊

 

経済の悪化(デフレ)

貧富の差はデフレを招き、
経済の悪化を招きます。

ちょうど新自由主義を採用してしまい
デフレとなっている
現在の日本がいい例です。

そりゃそうでしょう。

 

経済とは何でしょうか。
供給と需要により成り立つ社会活動です。

 

需要があるからこそ、
投資家は投資による生産性向上をして、
社会全体が豊になっていくのです。

 

しかし、貧富の差は需要を破壊します。
だって、貧困層が経済的に苦しいんですから
需要が発生しないですよね?

しかも、貧富の差は拡大するのですから
需要の破壊は拡大の一方となります。

 

需要不足では、供給側の企業の廃業を招きます。
そして、失業者の増加で、さらなる需要の破壊(=デフレ)
を誘引します。

 

補足として、
現在の日本のような新自由主義
政府による意図的なデフレ政策
で成り立ちます。


つまり、現在のデフレは
政府による意図的なデフレ政策が招いたものです。

 

そして、貧困層の拡大によるデフレは
確実に勝ち組の方達の経済にも
影響してきます。

 

勝ち組が勝ち組でいられる保証がない

極端な弱肉強食による資本主義
の下では、勝ち組もいつまで勝ち組でいられる
保証はありません。

 

なぜなら、先述のとおり需要を破壊しているからです。
需要を破壊してしまっているために
経済が縮んでいるんです。

 

需要の破壊は供給の破壊につながります。

なぜなら
需要がないから 供給側の企業が廃業していくことにより
供給能力も破壊されるからです。

 

供給側の企業の廃業とともに、
さらなる失業者を生み、
さらなるデフレとなります。

 

拡大するデフレにより、
次に廃業に追い込まれるのは、誰でしょうか?

 

だから、
以下のような自己責任論を言ってはいけないのです。

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  • 成果主義で差をつけろ!!
  • 解雇規制を緩和しろ!!
  • ゾンビ企業を淘汰しろ!!

次の貧困層への転落が、あなたの場合
だれも、あなたを助けてくれなくなりますよ。

 

はっきり言いますが、
上記のような自己責任論を言うのであれば
まず 自分が何があっても助けを求めないことを
宣言した上で発言してください。

 

共同体の破壊

そりゃそうでしょう。
貧富の差は、国民の分断を招きます。

貧困層の富裕層に対する羨望は
憎しみへと変わります。

 

もし、先述のとおり
暴走した資本主義の元では
勝ち組が、いつまでも勝ち組である保証は
ありません。

 

もし勝ち組の方が、貧困層に転落した時に
既存の貧困者はどう思うでしょうか?

助けたいと思ってくれるでしょうか?

 

貧富の差の最大の問題点は
こうした共同体の破壊により、分断され
助け合うという精神がなくなることです。

 

 

④修正資本主義

修正資本主義の概略

修正資本主義とは
経済学者であるケインズが提唱した資本主義の
一つの形です。

 

先ほど、資本主義の暴走による貧富の格差は
経済を縮小させることを解説しました。

これを防ぐために
修正資本主義という考えが、多くの国で導入されます。

修正資本主義の概略は以下となります。

-修正資本主義とは-

資本主義の自由競争のあり方を認めつつも
資本主義のみでは対応できない以下について

  • 貧富の差が招くデフレによる経済の縮小
  • 世界恐慌への対処

適宜 修正維持をして経済を発展させていく。

 

だれが修正維持するのでしょうか?
それは政府です。

 

政府が、以下を行うんです。

  • 貧富の差を拡大する自由競争へ制限を掛ける
    規制強化により弱者を保護
  • 恐慌時には公共事業で経済を回復させる

なぜなら 上記は、
資本主義による市場だけでは解決できません。
政府の持つ巨大な権限でなくては不可能です。

 

このように政府が『自由競争の場である市場に
規制強化などで積極的に介入』するために
修正資本主義下の政府を大きな政府と呼ばれます。

 

対して、現在 小泉・竹中によって導入されてしまった
『規制をなくして経済に対する政府の介入をなくし
あくまで市場に任せる(市場原理主義)』
新自由主義下の政府を小さな政府と呼ばれます。

 

修正資本主義を成り立たすための
政府が持っている権力

今まで見てきた通り 修正資本主義が
目指すのは、市場に積極的に介入する大きな政府です。

  • 弱者を守るセーフティネットための費用
  • 失業対策であるインフラ整備などの公共事業費

上記の財源を支えるのは、
税金ではありません。
国債発行=通貨発行です。

 

 

日本のような以下の条件を持つ先進国は

  • 自国通貨建て国債
  • 変動為替相場制

財政破綻は起きません。
通貨発行ができるためです。

 

従って、
大きな政府の役割をする上で
財政的制約はありません。

 

 

弱者保護は社会主義ではない

以上 見てきましたが、
修正資本主義は、社会主義と言えるでしょうか?

 

むしろ、修正資本主義は
資本主義に社会主義のいい所を加えたものであり、
資本主義を強化させた一つの発展形ではないでしょうか?

 

そして 修正資本主義は
経済成長させるためになくてはならないものです。

 

その証拠に 
修正資本主義と逆のことをやっている
いまの新自由主下の日本を見ていれば、よくわかります。

 

 

⑤まとめ

  • 弱肉強食は資本主義ではない
  • 弱者保護は社会主義ではない
  • 逆に言うと資本主義だからこそ弱者保護が必要
  • 日本は自国通貨建て国債、変動為替相場制
  • 従って財政破綻は起きない
  • 弱者保護のための財政的制約はない
  • 弱者保護は人道的観点からだけではない
  • デフレを回避し、経済成長させるためである
  • 暴走状態の資本主義下において
  • 弱肉強食による自己責任論は自身の首を絞めることとなる
  • 自己責任論を言っていい者は 誰の助けをもとめないことを
    宣言したものだけである。

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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