本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のtsurfと言います。
今回は 以下に関する記事です
自分でできる
ロジクール製トラックボールマウス
修理法(チャタリング修理)
⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

あれ?
ロジクール製
トラックボールマウス
の左クリックが
おかしい・・
⇩本記事を読むと以下が わかります⇩
自分でできる
修理法を解説します。
本記事で紹介する修理法で、保証はできませんので
くれぐれも自己責任でお願いします。
①ロジクールトラックボールマウスとは?
ロジクールトラックボールマウスは
おススメのマウスです。
以下の記事を御参照ください。
②使っている内に発生する不具合
ロジクール製トラックボールマウスを
使用していると、
マウス特有の不具合が発生します。
症状としては以下となります。
- 文章の一部をドラッグ選択しようとして
左クリックでシングルクリックをすると・・・・
なぜか単語が選択されてしまう。 - ウィンドウを移動しようとしてタイトルバーを
左クリックでシングルクリックすると・・
なぜかウィンドウがフル表示となってしまう。 - フォルダーやファイルを移動しようとして
左クリックでシングルクリックすると・・・
なぜかファイルやフォルダ―が開いてしまう。
これらは、パソコンがおかしくなったのではなく
マウスのクリック部の不具合です。
マウスの左クリックの接点部が劣化するこよにより
起こる現象らしいです。
③マウスのクリック不具合対処
この症状は早ければ1年で発生します。
管理人が使用している
ロジクール製トラックボールマウスがそうでした。
故障ということで、マウスを交換してしまえば
それで済む話ですが
ロジクール製トラックボールマウスとなると
そうもいきません。
値段も3000円以上と、マウスとしては高額なので
たった1年で3000円というと
いくら使い勝手のいいトラックボールマウスでも・・
ですよね。
そこで本記事では、お金をかけず
3000円以上するトラックボールマウスの
クリックを修理する方法を解説します。
くれぐれも自己責任でお願いします。
④まずは外装を外す
手順1 外装バラシ準備
ロジクール製トラックボールマウスを
分解しましょう。
その前に、以下をします。
- 電池をはずす
- ボールを取り外す
- ゴム脚を剥がす
ボールに関しては
こちら側から押せば簡単に外れます。
そして、
以下の部分のゴム脚をはがします。
簡単に剥がれます。
手順2 ビスを外す
以下の枠の部分のビスを外してきます。
電池入れ部シールの部分は破ります。
ここで注意ですが、
ロジクール製トラックボールマウスには
発売された時期によって使用ボルトが違うみたいで、
以下の2種類があるようです。
- 普通の十字穴付きナベ小ネジのもの
- T6サイズのトルクスネジ
管理人は2つトラックボールマウスを持っていましたが、
上記の2タイプがありました。
T6サイズのトルクスネジの場合は
近くのホームセンターで安く売っています。
手順3 外装を外す
ここまで来れば、簡単に外装を外せます。
そして以下のようになります。
⑤左クリック部の修理
以下の部分が、
左クリックと右クリックの接点です。
ここで準備するのが接点修復スプレーです。
ここでクリックの接点部に、
この液を掛けるのですが、
直接スプレーしてはNGです。
他の余計な部分もスプレーしてしまいます。
そこで以下の図のように、
一回 空中で空スプレーをします。
その後に、以下のように
このノズルに溜まった液をこの部位の周りのみに、
慎重に垂らします。
もし、周りに広がりすぎてしまったら
ティッシュなどで軽くふき取りましょう。
以下のようになります。
スイッチの周りの穴に染み込ませます。
しばらく、乾くのを待ちます。
ここで、ついでに右クリックの接点も
同じように修復しましょう。
どうせ、近いうちにおかしくなります。
⑥組み立てて様子見
ここまで来るのは、後は組立ですが
一つだけ気を付ける点があります。
ボールのホールド部品ですが
以下のリブが溝にしっかりはまっていることを
確認して外装をとりつけてください
そして、
クリックを何回か空クリックしてみましょう。
注意点ですが
この状態では、まだ完全には治っていません。
低頻度で不具合が発生しますが
使っている内に症状が改善していき
最終的には、
不具合がほぼなくなります。
⑦まとめ
- トラックボールマウスを使っていると
特に左クリックがおかしくなる。 - 不具合内容としては、
シングルクリックがダブルクリックになる。 - このチャタリングは
早ければ1年くらいで発生する場合がある - この場合、接点修復スプレーで
お金を掛けずに修理可能
本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。