tsurfの機械設計研究室

サーボモーターやエアシリンダの選定計算なども扱っている技術ブログです

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【機械要素】メカロックを使用する際の注意点

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計歴20年以上のT.surfと言います。

 

今回は以下に関する記事です。

【機械要素】
メカロックを使用する際の注意点

 

管理人T.surf

メカロックを使用する際に
注意すべきことを解説します。

 

 

①結論

メカロックを設計に組み込む際に注意すべきポイントは、
メカロックを取り外しできるように考慮することです。

 

単にシャフトの途中に板を固定して構造物を構築する分には問題ありません。

 

ですが、メカロックの位置を決めようとしてシャフトを段付きにして
以下のような設計をしてしまうと、外せなくなる可能性があります。

このような場合は、以下のように板にメカロック用のハウジング形状を
設けてそこにシャフトの肩をあてて、メカロックの端面には必ずクリアランスを
設けるようにしましょう。

特に注意すべきは、ベアリングの内輪を、メカロックで固定する場合です。
その場合必ずハウジング形状を設けましょう。
通常はこのようになるとは思いますが。

 

 

②メカロックが外せなくなる可能性がある理由

メカロックは通常以下のように内輪がシャフトを締め付けています。

ということは、セットボルトでメカロックを取り外す際に外輪は基本的に
動きません。
締め付けにより強力な摩擦が発生するからです。

なので、上記の場合は以下のように外輪が少し下がることにより、初めて
内輪の締め付け圧が解除されます。



この時に、以下のように外輪がシャフトの肩にあたると
外輪が抜けなくなります。



 

 

③まとめ

メカロックの締め付けをする側を把握し、メカロックを外せるように
注意しましょう。

 

メカロックの外輪の底面から0.5mmでもクリアランスがあればOKです。

 

アイセルからは、ベアリング固定用のメカロックも販売しています。
そのような商品を使えば、ハウジングが不要となります。

 

 

本記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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